Buongiorno!
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末のブログで掲載しましたが、
2024年12月にイタリア大使館領事部から新しい通達があったことで、私文書の扱いが変更されました。
公文書(市役所や公的機関からの認証がある文書=戸籍謄本や出生届、学校の証明書関係など)については、外務省のアポスティーユ認証または公印確認証明をもらったうえで、翻訳文書と併せて、イタリア大使館の法定翻訳認証を受理できます。
ですので、公文書に関しては、今まで通りのご依頼で大丈夫です。
私文書に関しては、
これまでは、公証役場にて公証人の認証と外務省のアポスティーユ認証をもらったうえで、翻訳と合わせてイタリア大使館で法定翻訳査証を受けることができたのですが、
2024年12月18日よりイタリア領事法が改訂され、今後は、日本のイタリア大使館では、いかなる私文書も受け付けないという通達が出されました。
これは公証役場で認証を受けてもイタリアの法定翻訳としては無効であり、日本では扱えなという意味です。
今後は、私文書については、イタリア本国の法定翻訳家に依頼するしかありません。
弊事務所では、そのためのコンサルタント・代行もおこないます。
私文書の法定翻訳が必要な方は、まだ法律が変わって間もないことと、日数がかかることを見込んだうえで、お早めにご相談ください。
法定翻訳お手続きの方法に関しては、イタリア本国や領事部の法律などの変更に伴い、以前とは異なっていることがあります。
インターネット上の情報を鵜吞みにせず、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊センターには、長年のキャリアと実務経験のある在東京イタリア大使館指定翻訳家が在籍しておりますので、お客様のケースに合わせて、個別のご相談にも丁寧にご対応しております。ご安心してお任せください。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様、良い一日をお過ごしください。
Vi auguro una buona giornata!
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さて、今週の「小さな村の物語イタリア」は、イタリア北部ラヴァッレ・ダオスタ州のシャンポルシェー という村です。
弊センター翻訳者が映像翻訳を担当しております。
また、本番組のナビゲーターをご担当してくださっている三上博史さんですが、
1月7日からNHK総合でスタート予定のテレビドラマ「東京サラダボウル」に、ご出演されます!
どうぞお楽しみに♪
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第450回 シャンポルシェー / ヴァッレ・ダオスタ州
2025年01月11日 放送
四方を山々に囲まれた、北イタリアの渓谷に、静かに佇む村がある。シャンポルシェーだ。大いなる自然の中で、人々は、木を切り、畑を耕しながら、生きてきた。この村をはじめて訪れたのは、6年前のこと。この道50年の水道配管職人がいた。仕事と人生を愛する、村一番の働き者。長男のジョルジョは、父の背中を見て育った。幼馴染の妻・オルガとは、仲睦まじく、障害を持つオルガの弟、レイモンドの面倒を見ながら暮らしていた。あれから6年。87歳となった今も現役で働く彼は、相変わらず忙しい。あちこちから来る依頼に応え、元気に働いている。朗らかで、人との触れ合いを大事にする彼は、村の誰からも愛されている。いつの時も、前だけを見て、歩いてきた。そんな彼の物語の続きを見ていくことにしよう。
ナビゲーター:三上博史さん
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